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新美 南吉

飴だま

読み手:室 由美子(2008年)

飴だま

著者:新美 南吉 読み手:室 由美子 時間:4分27秒

 春のあたたかい日のこと、わたし舟にふたりの小さな子どもをつれた女の旅人がのりました。
 舟が出ようとすると、
「おオい、ちょっとまってくれ。」
と、どての向こうから手をふりながら、さむらいがひとり走ってきて、舟にとびこみました。
 舟は出ました。
 さむらいは舟のまん中にどっかりすわっていました。ぽかぽかあたたかいので、そのうちにいねむりをはじめました・・・

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