宮沢 賢治 作
読み手:イトー ゲンヤ(2024年)
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有明
起伏の雪は あかるい桃の漿をそそがれ 青ぞらにとけのこる月は やさしく天に咽喉を鳴らし もいちど散乱のひかりを呑む (波羅僧羯諦 菩提 薩婆訶)
(一九二二、四、一三)