小川 未明 作
読み手:小川 幸香(2014年)
おかあさんが、れいぞうきの ふたを おあけなさると、いい においが しました。
「二郎ちゃん、メロンが つめたく なって いますよ。にいさんが かえったら、きって あげましょうね。」
と おっしゃいました。
二郎さんは じぶんも、にいさんの しゃせいに いって いる、ぼくじょうへ いって みようかと おもって いると、おばさんが、きみ子さんを つれて、おいでに なりました。
きみ子さんは、すぐ おにわへ でて ぶらんこに のりました。
二郎さんは、バケツの 中の かにを、きみ子さんに みせて やりました・・・
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