ハンス・クリスチャン・アンデルセン 作 大久保 ゆう 訳
読み手:こがわ めいすい(2025年)
「かわいそう、あたしのお花がかれちゃってる!」っていったのは、イーダちゃんって子。「ゆうべはすっごくきれいだったのに、今は葉っぱもみんなぐんにゃり。どうなってるの?」って、その子は、ソファのところにいた大学生のお兄さんにきいた。だって、その子はお兄さんがだいだい大好きでね、お兄さんはなによりもすてきなお話ができて、おもしろい切り絵も作れたんだ。たとえば、ハートのなかにおどり子が入ってるのとか、花とか大きなおしろとかで、とびらがあけしめできたり。きさくな学生さんだったんだ!「お花さん、どうして今日は具合が悪そうなの?」ってもう一回きいて、それからすっかりしおれたお花のたばを、まとめてお兄さんに見せた・・・
・この作品は青空文庫に提供されています。
◇翻訳者:大久保 ゆう
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