小川 未明 作
読み手:根津 恵美子(2015年)
赤ちゃんは、お母さんのお乳にすがりついて、うまそうに、のんでいました。
それをさもうらやましそうにして、五つになったお兄さんと、七つになったお姉さんとがながめていました。
兄さんは、ついに我慢がしきれなくなったとみえて、お母さんのお乳に、小さな手をかけようとしました。すると、赤ちゃんは、顔を真っ赤にして、かわいらしい頭をふって、さわってはいけないといって怒りました・・・
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