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村山 籌子

いぬさん と おねこさん

読み手:吉江 美也子(2019年)

いぬさん と おねこさん

著者:村山 籌子 読み手:吉江 美也子 時間:2分55秒

   ゑほん

いぬさん と おねこさん が ストーヴ に あたりながら ハイカラな ゑほん を みて ゐました。

いぬさん が まうしました。
「ぼく は なぜ こんな ハイカラな 犬 に うまれなかつたんだらう。このちぢれた毛 は どうだ」と じぶん の みじかい毛 を ひつぱりました。

「ああ あたし は どうして この ペルシヤねこに うまれなかつたんでせう。この 大きな 目‼」と ゑほんの 猫を みて おねこさん は まうしました。
二人 は がつかりして しまひました。が、ストーヴ の 火 が あんまり あたたかかつたので ねむつて しまひました。
おしやうがつ ぐわんじつ の ばん のことで ありました・・・

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